<2024年2月更新>(本ページはプロモーションを含みます)
「多様な体験をさせることが子供のためになる。」
それがわかっていても、凸凹ちゃんを連れての外出・行楽は、超ハードモードです。
慣れない場所は不安が強くてパニックになります
切り替えが難しくて、次の行動に移すのが大変
などなど…
幼い凸凹ちゃんと外出するたびに、辛い思いをされているご家庭もあるのではないかと思います。
この記事を読んでいただけると、
について知ることができます。
この記事を書いている私さとも、息子の幼少期に外出先で困った経験が多く、専門家のアドバイスを聞きながら、色々と工夫を重ねてきました。
息子はASD+ADHDの特性を持つ男子学生で、現在は私立中高一貫校に元気に通っています。
私について詳しくはこちらをご覧ください。
凸凹ちゃんの特性はその子によって様々ですので、今回ご紹介するコツも、すべてのタイプのお子様に当てはまるものではないと思います。
ですが、いろいろな対処法や情報に触れて頂き、選択肢を増やしていくことが大切だと思いますので、是非我が家の様子も参考にしていただけると嬉しいです。
こちらもよろしければどうぞ↓
楽になるコツ1 行先は代り映えしない「いつもの」場所でもいい!親の「連れて行きやすさ」も大事
●のびのびできる楽な場所を探す
「色々な体験をさせてあげたい」という親御さんの思いはとてもよくわかるのですが、ついついハードルの高い行先を選んでいませんか?
親も子も、「安心して」「のびのびと」「楽しめる」ことがお子さんのために一番大切なはずです。
「人混みは色々な刺激が多くて苦手」
というお子さんは凸凹児に比較的多いですが、そのような場合、込み合っているテーマパークやイベントなど、人が多い場所は避けましょう。
パニックになったり、色々なトラブルがある中で、本人も親も苦しい思いをするようでは本末転倒です。
周りの人に迷惑をかけないよう、四六時中監視するのも、神経がすり減って本当に大変ですよね(経験談ですw)
親も子も、楽でのびのびできる場所を見つけてください。
少しハードルが高いな…と思われる場所は、年齢が上がって成長すれば行ける場合も多いです。
そして、楽に行けるタイミングはその子によって違います。
<我が家の場合>
息子を連れて4歳でディズニーランドに行きましたが、その時が本当に大変で、しばらく足が遠のいていました。
中学生くらいになって、穏やかに、心からテーマパークを楽しめるようになりました。
キッザニアに楽に行けるようになったのは、小学校高学年です。
通常は、もう親とは出かけてくれない年齢かもしれませんが、感覚が独特なのであまり気にならないようです。
人より出かけられるタイミングが遅い分、比較的大きくなっても一緒に外出を楽しめました。
●代り映えしなくて大丈夫
「いつも代り映えのしない近所の公園で子供がかわいそう」
という親御さんの声を聞きますが、あまり気にしなくて大丈夫です。
慣れない場所が苦手、いつもの場所だと安心でのびのびできる。
という子が凸凹児には多いからです。
大人の方が飽きてしまって退屈、という問題はあるかもしれませんが、子供たちは保護者の方とのびのび楽しめる「よく行く場所」が、大好きなはずですよ。
楽になるコツ2 計画をわかりやすく見せる
●「見通しが立たない不安」について知る
特性によると思いますが、外出先で「言うことを聞かない」「強いこだわり行動が出る」「ずっと泣いている」というようなとき、
「見通しが立たず不安になっている」という可能性があると思います。
この「見通しが立たない」というもの。
特に小さい頃は保護者が気づきにくく、
「どうしてそんなに泣いたり、こだわりが出るの?」
と理由が分からず、とても困ってしまう場合があります。
我が家も息子が2歳の頃、外出先で激しいパニックになってとても困ることが増えました。
専門家に相談すると、
見通しが立たなくて不安になっていると思うから、スマホの写真などで、次にやること、行く場所を教えてあげてくださいね。
と言われて、私は頭の中が「???」でした。
発達障害について知識がなく、「見通しが立たない」という概念が頭になかったからです。
「見通しが立たなくて不安になっているんだ。」
と思うことと、
「よくわからないけど泣き叫んでいる。」
と思うことでは、子供に対する気持ちや対処法が全く変わってきます。
「見通しが立たない」については、こちらの記事もどうぞ↓
●計画を見せるときのコツ
お出かけの計画やスケジュールを凸凹ちゃんに見せてあげるときは、以下のようなポイントがあります。
詳しくはこちらの記事をどうぞ↓↓
我が家では、幼稚園から小学校低学年くらいまでは、お出かけの前に毎回スケジュール表を作っていました。
そうしなければ、スムーズにお出かけできなかったからです。
こだわりが出るのは、交通手段と時間でしたので、時間や電車やバスの行先などはスケジュールの必須項目でした。
当時は、ちょうどよいグッズが見当たらなかったので、A4の紙に手書きで書いたり、絵カードをラミネーターで自作して、ホワイトボードに貼ったりしていました。
必要なカードが変わっていくたびに自作するのは大変でした…
最近はこんな便利なグッズが出ています↓
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楽になるコツ3 本人の興味を利用してスムーズに
本人の興味のある場所に行った方がスムーズだというのは、健常児も含め、どのお子さんにも言えることかもしれません。
ただ、凸凹さんは「まぁ、とりあえず行ってみようか。楽しそうだし。」というのが難しい場合も多いので、本人の興味を利用する必要性がより高くなります。
本人が好きなことであれば納得しやすく、慣れない場所に行く際も不安が和らぐのだと思います。
必ずしも「今、好きなこと」ではなくても、映像などを事前に見せて、興味を持てば行ってみるようにすると、「何をするのかわからない」という不安も和らぐので、かなりスムーズになる場合があります。
以上、凸凹ちゃんとのお出かけが楽になるコツ3つをお届けしました。
外出先で大変な思いをされている方々に、この記事が少しでもお役に立つことがあれば嬉しいです。
こちらの記事では、子供の成長につながり、親も楽しめるお出かけ先を紹介しています↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。