<2024年2月更新>
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発達障害、グレーゾーンのお子様の勉強について
特性上難しい部分があって、勉強でつまづいている。
勉強をやる気がない。
私もいつも「勉強しなさい。」ばかり言っていて…
という保護者の方のお声をよく耳にします。
学業不振が続くと、そこから不登校につながったり、
「勉強しなさい。」ばかりで親子関係が悪化したり…。
勉強のつまづきは、色々な面で影響が出るので早めに手を打ちたいところです。
この記事を読んでいただけると、
について知って頂くことができます。
この記事を書いている私さとは、ASDとADHDの特性を持つ男子学生の母で、息子は現在私立中高一貫校に在籍しています。
息子の小学校時代から、特性に由来する勉強の悩みが多く、これまで勉強法を色々と模索してきました。家庭教師・塾講師経験あり。
私について詳しくはプロフィールをご覧ください。
発達障害の特性に合った勉強法
●「うまくいかない原因」と「特性に合った勉強法」を知る
発達特性を持つお子さんの勉強をサポートする際は、次の点がポイントになります。
・何につまずいているのか原因を把握する
・特性に合った勉強法を探る
ただ、発達障害の特性は子供によって多種多様で、勉強につまづいている理由も本当に色々です。
そこで、発達障害の3つのタイプ別に、勉強につまづく理由と対処法についてご紹介します。
ASD(自閉症スペクトラム)
●口頭の指示を理解することが苦手
→プリントやタブレットなど視覚的な教材を使う。
解き方を紙に書いて説明。
●わからないことを質問できない
→理解しているか、口頭で説明をさせるなど確認をする。
●些末なことにこだわって進めない
(例 字を何度も書き直す)
→基本的には焦らせず子供のペースに合わせる。
適切なタイミングで次へ誘導。
ADHD(注意欠如・多動症)
●長時間集中することが難しい
→勉強時間を細分化して短い時間を繰り返す
集中の妨げになるものが視界に入らないようにする
●勉強を計画に沿ってやることが難しい
→余裕を持ったスケジュールを一緒に作り、可視化する
SLD(限局性学習症群)
●読むことに対する難しさがある
→聴覚を使った勉強(読み上げ機能のアプリや口頭による学習)
●書くことに対する難しさがある
→タブレットなどを利用
ノートが取れない場合は、写真で保存
●聞くことに対する難しさがある
→視覚を使った勉強
(口頭の説明だけではなくキーワードを書く、絵や映像を利用する)
●専門家に相談することも大切
ご家庭で何につまづいているか把握できない場合、特性に合った勉強法がわからない場合には、保護者だけで抱え込まず、専門家の意見を聞くことも有効です。
保護者だけで対応し適切な対応ができないと、無理なやり方を強いられてお子さんが自信を無くしたり、親子関係がこじれる危険性があるからです。
担任の先生に相談するのも一つの方法ですが、特に通常学級の場合、一人一人にかけられる時間が短い、発達障害への理解があまり深くない、という場合があり、正直なところ先生によって対応にかなり差がある、というのが実情です。
(支援級でも先生によって発達障害への理解や対応には差があります。)
主治医や療育の先生ならば、なぜ勉強についまづいているのか専門的なアドバイスがもらえます。
ただ、日常的に勉強面をバックアップしてもらうというのは難しいところ。
保護者だけで対応が難しい場合には、発達障害に特化したのオンライン教材・家庭教師・塾をおすすめします。
●日常的な勉強の支援は発達障害専門のオンライン学習・家庭教師・塾がおすすめ
保護者の方がお子さんの学業不振の原因を把握するのが難しい場合や、家庭内で勉強のサポート方法がわからない場合には、発達障害専門の塾講師や家庭教師に原因を分析してもらい、学習をサポートしてもらうか、発達障害に特化した教材で苦手を把握するのが、苦手克服の近道と言えます。
通常の塾に通うことも考えられますが、通常の塾ではよほど経験豊富な講師でなければ、発達障害特有の難しさを把握してもらうことができません。
対応してくれる塾をお住まいの地域で探すというのも、非常に大変です。
息子は小学生の頃、通常の集団塾(発達障害専門ではないが面倒見は良かった)に所属していましたが、特性に基づく難しさを理解してもらえず、本人がとても困っていたことがありました。
私の方では原因が分かっていたのでお伝えしたところ、先生は初めて聞く内容だったそうでなかなか対応がうまくいかず、親子で大変な思いをしました。
発達障害の子におすすめオンライン教材・家庭教師・塾
●家庭教師ファースト
オンラインと派遣が選べる家庭教師で、派遣型は全国各地に展開しています。
家庭教師でも珍しい発達障害専門コースを設けている点が最大のポイントではないでしょうか。
発達障害の子供を教えるノウハウを持った講師が指導にあたってくれる点が心強いです。
講師が宿題を1日分ずつ出して、普段の生活の中で、いつ・何を勉強すればよいか提案してくれるので、勉強スケジュールを考え、遂行するのが苦手なお子さんも安心です。
保護者からのヒアリングも重視しています。
意外に珍しいのが、体験授業を実際に担当する講師が行うという点。
発達特性のあるお子さんの勉強を指導する場合は、講師がその子の特性を理解して進められるかが大事ですから、授業を受けてみて相性を見極めてから始められるのは、とても安心できますね。
●ティントル 不登校専門オンライン個別指導
【ティントル 不登校専門オンライン個別指導】不登校に対応するオンライン個別指導塾です。
「不登校専門」となっていますが、五月雨登校など不登校傾向のあるお子さんを幅広く指導してくれます。もちろん発達障害を持つ子への対応が可能。
発達障害や不登校の専門知識を持った講師が子供と保護者両方をサポートし、勉強以外の悩みの相談にも対応してくれるそうです。
完全個別指導で、一人一人に合った対応をしてくれます。
状況に応じてサポートの有り無しやコマ数が自由に選択できる点が大きな魅力ですね。
条件を満たせば、学校の出席・学習評価に反映することが可能。
お子さんの不登校も気になっている方には、無料体験をおすすめします。
●無学年式オンライン教材【すらら】
インターネットにつないで、ご自宅のPCやタブレットで学ぶ、小・中・高校生向けオンライン教材です。
「無学年方式」で学年に関係なくさかのぼり学習と先取り学習ができる点が、発達特性のあるお子さんには大きな魅力です。
勉強につまづいて習得できない部分があると、その上に新しい内容が積み重なって、ますますわからない悪循環が起きてしまいます。学年関係なくさかのぼってやりなおすことができるのは、とてもいいですね。
学校の勉強スピードが速くてついて行くのが大変な場合や、逆に得意を伸ばすために先取りで勉強したい場合など、子供に合ったスピードで勉強することができます。
この無学年式を採用している点が、毎月決まった時期に学習教材が届く大手の通信教材とは決定的に違い、画期的です。
学習到達度に応じてAIが自動的に難易度をコントロールし、 つまずきの原因を特定し学び直す問題を出題するので、自宅で1人でも勉強を進めることが可能。
先生役はアニメのキャラクターで、コミュニケーションの苦手さから先生と合うか心配、というお子さんとも相性が良いです。
全国学習塾1,000校、学校1,000校が採用、33万人の生徒が利用中のサービスなので安心ですね。2012年 日本eラーニング大賞 文部科学大臣賞受賞。
無料資料請求できます。
いかがでしたか?
お子さんの勉強について少しでもお役に立つことがらできたら嬉しいです。
発達障害と中学受験についてまとめています。
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発達特性のある子の習い事についての記事です↓
最後までお読みいただきありがとうございました。