＜２０２５年３月更新＞
＜本記事にはプロモーションを含みます＞
発達特性を持つお子さんについて
子供に得意なことを見つけてあげたいけど、どんなことが向いているかな？
発達障害を持つ子で英語が得意な子がいるらしいけど、どうしてなんだろう？
英語学習をスタートするなら、どんな方法が向いているかな？
実際、私の周囲には英語が得意な凸凹さんが多く、息子も英語がとても得意です。
本日はその理由や勉強法について考えてみたいと思います。
この記事をお読みいただくと、
について知って頂くことができます。
この記事を書いている私さとは、ADHD＋ASDの特性を持つ男子学生の母でライターです。
私立中高一貫校に通う息子は、英語が大好き。学校の定期テストでは英語はクラストップです。
１ 発達障害・グレーゾーンの子が英語を得意になる理由
発達障害・グレーゾーンの子は、特性によっては、英語がとても得意になる場合があります。
それはなぜなのでしょうか？
理由１ 「英会話」の方が、日本人同士より気楽
ASD傾向のある人は、日本語話者同士のコミュニケーションより、「英会話」を通して外国人とコミュニケーションをとる方が、自信をもって楽しめる場合があるそうです。
ASD傾向のある人は、行間を読む、相手の気持ちを察することが苦手と言われます。
日本人同士の会話では、「共感する」「察する」といったASDの人にとっては苦手なことが、高いレベルで要求されます。
そのため、ASDの人たちは会話の中で浮いてしまったり、勝手だと思われたりすることがあるのです。
しかし、これが外国人との英会話になると、
以上のような点から、コミュニケーションに苦手意識があるASDの人も、自信をもって英会話を楽しむことができるケースがあります。
＜我が家の場合＞
息子の「英語大好き」に火が付いたのは、外国の若い人達と長時間話をしたパーティーがきっかけでした。
当時はまだ、英語を習い始めたばかりで決して上手ではありませんでしたが、日本人と話すときよりも長時間、多くの人と話ができて、とても生き生きとしていました。
「空気を読む」ことなく、聞きたいこと、話したいことをガンガンぶつけていく息子は、外国の子たちの受けが良かったです。
外国人とコミュニケーションをとるということだけでなく、ありのままの自分を受け入れられたことが、とても良い成功体験になりました。
理由2 「記憶力が良い」「言語理解が高い」特性が英語学習に向いている
発達特性を持つ子の中に、記憶力が良い、言語理解が高いタイプのお子さんが一定数います。
WISCⅣの言語理解の指標が高いことの他、
- 単語や語句を記憶することが得意
- 言葉で説明するのが得意
- 反復的な学習が苦にならない
- 規則的・論理的なことと相性が良い
このような特徴がいくつかあれば、受験英語や英検などの英語学習が得意になる可能性があります。
ASD傾向がある人の「ハマるとずっと続けられる」という特性は、語学を続けていくために有利に働くようです。
2 発達障害・グレーゾーンの子に合う英語学習法
小学校の授業でも行われている英語学習ですが、本格的に始めるのは中学生以降。
その前の幼児・小学生の時期に楽しんで英語に取り組むことができれば、得意だという意識を持ちやすく、中学生以降も自信につながりやすいのだそうです。
英語学習は英語に触れた量に比例して上達度が上がるので、早く始めることは大きなアドバンテージになるでしょう。
ただ、発達凸凹のある子は、本人の意思を尊重することがとても大切です。
「興味ないけど、とりあえずやってみよう。」ということは凸凹さん達にあまり期待できないことが多いので、楽しく、達成感のある方法で取り組むことがポイントです。
勉強法1 英検を受験してみる
発達特性のある子は、明確でわかりやすい基準を好みます。
「声の音量は１０のうちの３で。」
「今のイライラは５。」
など、曖昧でわかりにくいことを、数値化してお子さんに意識させる方法がありますね。
英検は、合格点数がはっきりしており、自分の総合的な英語力が「英検〇級」という形で示されることが、凸凹さん達にとってはわかりやすくて魅力的。
また、英検CSEスコアでは、総合点に加えて、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティング４技能のスコアが全級共通で数値化されるので、自分の英語力がとても分かりやすいです。
英検の成績表では、５級～１級のすべての級で、合否に加えて、英検CSEスコアが表示されます。各級で技能別に英検CSEスコアの満点を設定しています。
英検CSEスコアとは | 公益財団法人 日本英語検定協会 (eiken.or.jp)
5級・４級はリーディング、リスニングとスピーキングテストの3技能、3級～1級はライティングも含めた全4技能のスコアとトータルスコアが表示されます。総合的な英語力と、技能別の英語力を全級共通の指標で知ることができるので、目標とする英語力までどの程度学習すればよいか、学習の重点をどこに置けばよいかが明確になります。
英語の勉強が苦にならないタイプであれば、英検を英語学習の主軸に置くのも良い方法だと思います。
勉強法2 オンライン英会話
発達特性のあるお子さんが、習い事として英会話を学ぶ場合は、オンライン英会話をおすすめします。
オンライン英会話をおすすめする理由
①無用なトラブルを回避・レッスンに集中できる
従来型の通学でのグループレッスンでは、このようなトラブルが起きがちです。
「順番が守れずけんかになる」
「自分のやりたくないことには取り組まない」
「ゲームに負けて癇癪を起す」
慣れない場所で、初めてのことを学ぶ際には、発達凸凹さん達は不安が強く、このようなトラブルが特に起きやすいです。
他のお子さんのレッスンを妨げるようであれば、保護者の方から苦情が入ることも。
１対１で行うオンラインレッスンなら、慣れているご自宅から、リラックスした状態で参加できるので、発達特性のあるお子さんも本来の力を発揮しやすく、集中力を維持しやすいでしょう。
②費用が割安
従来の通学型マンツーマンレッスンは、以前は費用が高いことがネックでした。
我が家では、幼少期は１０年前でしたのでオンラインレッスンがほとんどなく、通学型マンツーマンレッスンを受けていました。
やはり費用がとても高く、そこが一番の不満でした。
コロナ禍以降、オンラインレッスンが多く導入され、オンラインであれば１対１でも費用が安く抑えられるようになっています。
③週に何回も英語に触れられる
オンラインレッスンでは、１回のレッスンが比較的短時間で週に何回も受けられる、というコースが多く設けられています。
小さなお子さんは集中力が続かないですし、オンラインは「長時間やるよりも、週３、週５と触れて英語に慣れさせたい」というニーズにも合っています。
通学では回数が増えると通う側の負担が大きくなりますが、オンラインなら自宅で受けられるので、週に何回あっても通学の負担がない点も魅力的です。
3 おすすめオンライン英会話教室ランキング
おすすめのオンライン英会話教室をランキング形式でご紹介していきます。
「子供が楽しく学べる」
「料金が安い」
「学習効果が高い」
以上３点にこだわって厳選しました。
＜第１位＞オールイングリッシュの本格レッスンを楽しく
英語教師の国家国際資格を持つ子供向けの英語レッスン【NovaKid】
４歳～１２歳の子供を対象としたオンライン英会話教室です。
オールイングリッシュの本格的な授業ですが、１レッスン当たりの価格が１５２５円～（２０２５年３月現在）と、とても良心的です。
＜講師の質が高い大規模スクールだから安心＞
ヨーロッパ地域でオンラインシェアNO.1、世界３０か国以上で事業展開している大きなスクールなので安心。
２年以上の指導経験やTESOLなどの資格要件をクリアした講師（英会話スクールでは珍しい）が、世界中に１８００人以上在籍しています。
＜カリキュラムとオンライン教材が評判＞
こちらのノバキッド、英語初心者の子供でも、無理なく話ができる丁寧なカリキュラムとオンライン教材に定評があります。
エンターテイメント性の高い教材を使って、子供の好奇心を刺激。レッスンの時間以外も、この教材を使えるので、英語に長時間触れることができます。
- 英語がわからない子供でも、自然に理解できる。カリキュラムがとてもよくできている（５歳男の子の保護者）。
- 内容的には結構難しいのに、楽しくレッスンができ、スターをもらえて達成感もあるようだ。講師のレベルの高さを感じる（９歳女の子の保護者）。
- 同じ講師のレッスンを受けることが可能。相性が合わなければ変えられるのが良い（７歳女の子の保護者）。
無料体験レッスンを受けてから始めると、１か月無料という特典も。
＜第２位＞オンラインゲームをしながら英会話だから楽しい
クラウティ
このスクールは、月謝１人分で他の家族とシェアできるところが魅力的。
シェアするのは兄弟に限らず、家族であれば大人でも可能です。
毎日２５分または１０分×２のレッスンが出来て月額料金は低価格。
オンラインゲームをしながら自然に英会話が身について行くというところがユニークで、小さな子供も楽しく続けていくことができます。
講師のレッスンは好きな時間に予約でき、AIによる学習プログラムが２４時間利用可能です。
学研の教材を使っているので、学習内容についても安心。
英検対策もできます。
お試し８日間無料で体験ができます↓
＜第３位＞日本語でもフォローあり継続率が高い
マンツーマンなので確実に英語力アップ！オンライン英会話の【GLOBAL CROWN】
講師がバイリンガルなので日本語のフォローができる点が魅力。「オールイングリッシュはちょっと不安」というお子さんには良いですね。
教材も子供たちが夢中になる楽しい内容で、継続率が非常に高いスクールです。
週１から週５まで、受講回数が選べます。教材費・入会金はかからず、料金も良心的です。
自習用のアプリも充実しています。
こちらも無料体験授業を実施しています。期間限定で＋２回分体験授業が受けられますよ。
4 番外編 中学生以降におすすめ
中学生以降なら、Z会のAsteriaがおすすめです。
Asteriaは、国際的な環境の中でも協働できる英語力（話せる力・使える力） を育む講座。
現在、息子も受講中で、とても良いのでおすすめします！
【Ｚ会Asteria】英語4技能講座
Asteriaの最大の魅力は、
意欲があれば、どんどん進んでいくことができます。
英語が得意で学校の英語では物足りない発達凸凹さんや、実力に合わせて英検の勉強をしたいお子さんにもぴったりです。
４技能をバランスよく高めることができ、AIによって実力に合った問題に取り組めるほか、ライティング・スピーキング対策が充実しています。
ライティングはAIだけでなく、人の指導もありますし、スピーキングはネイティブ講師とコミュニケーションをとることができます。
息子はこれまで、英検はほとんどAsteriaの勉強しかしていません。
あとは、直前に数年分の過去問を解く程度です。
学校の勉強にプラスして、ちょっとした隙間時間に英語力を高めていくことができるので、おすすめです。
いかがでしたか？
この記事が、お子さんの得意を見つけるきっかけになると嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
